犬山焼 本窯元 尾関作十郎陶房 内
犬山焼 を愉しむ 古民家カフェ
天保14(1843)年頃に建てられた主屋の一部を改装し、2024年4月より、犬山焼 ( 器 )を愉しむ 古民家カフェ 始めました。
陶器店とは違い、不慣れですが、これまで陶房で作ってきた器と共におやつ等ご用意して皆様のお越しをお待ちしております。
営業日時
喫茶わん は、尾関作十郎陶房 と営業日時が異なります。
営 業 日 毎週 木曜 ~ 日曜
営業時間 午前11時~午後17時
※祝日は営業です。また、イベント等で臨時休業もあります。
陶器屋さんのカフェ 喫茶わん
犬山焼と言えば、桜と紅葉が一緒に描かれた雲錦手を思い浮かべる方が多いかと思います。
なぜ、春の桜と秋の紅葉が一緒に描かれているのか…それは季節を選ばず、使える器だから。
普段遣いにも、来客時のおもてなしにも、年中使える経済的で嬉しい『時無しの器』。
お城のお殿様方が好んだ赤絵、城下町の庶民に人気だった雲錦手…他にも色々、生活の中で使われてきた犬山焼です。
お土産品としてだけではなく、多くの方に身近に使っていただきたい。そんな思いで『喫茶』を始めることとなりました。
喫茶わん の わん は 犬山 の "わん"
ある時、友人が…
『この前行った京都のカフェでケーキのお皿を選ばせてくれたの。
珈琲の器をお客様の雰囲気で選んでくれて提供してくれるお店はあるけど、お皿まではなかなかないから、嬉しかった!』と。
でも、そもそもが陶器屋さんです。
器はあっても、皆さんに提供できるケーキもお料理もありません。
悩んでいるとありがたいことに、これまでのいろんな繋がりで、多くの方にお声をかけていただき、お力添え、教えをいただいておやつ等のご用意ができることとなりました。みなさん本当にありがとうございます。
- 陶器屋のテーブルコーディネイトって参考になりますか? -
お料理の器は、現在、こちらで選びご提供させていただいております。
私たちなりに、『このおやつはこの器にこうして盛りたいね。』 とか、『この器にこんな感じで盛りたいから、コレ作ってみようよ』といったささやかながらこだわりがあったりします。
お抹茶茶盌や珈琲碗皿等はカウンター背面の棚にある数点の器の中から気になる器をお選びいただけます。
喫茶わん の わん は お椀 の "わん"
喫茶わんでは、現在、月に数回、いろんな方が作ったお食事やおやつを提供させていただいております。
詳細は、 喫茶わんのインスタグラム ピン留めのカレンダーでご確認下さい。
なので、日によって『あったり・なかったりメニュー』がございます。こちらは当日喫茶わんでご確認下さい。
古い古民家でのんびりまったり、ご来店くださったお客様にくつろいで愉しんでいただけたら嬉しいです。
喫茶わん の わん は オンリーワン の "ワン"
始まったばかりの喫茶わんです。犬山焼 尾関作十郎陶房 の喫茶部です。
これまでとかわらず一生懸命、手を動かして、あせらず頑張ってゆきたいと思います。どうか長い目でみてやって下さい。
喫茶わん の わん は 始まり の "1"
喫茶わんでは、のんびり、まったり通常営業とともに、いろんなイベント等も開催してゆく予定です。
その都度、インスタグラムやこちらのホームページでお知らせをいたします。
話しを始めたら…止まらない?七代目作十郎とともにスタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。
アクセス と 駐車場
( 喫茶わん はコチラです。)
国宝犬山城やその城下町からは少し離れた 犬山成田山 のお隣となります。
喫茶わん 毎週木曜-日曜 11時~17時
住所:愛知県犬山市犬山白山平2
TEL/FAX 0568-61-0031
『犬山成田山さんから出てきた』とすると『左』です。(サンパーク犬山方面へ)※写真の右方向へ
道はゆるいカーブとなっており、少し行くと左手に『犬山焼』の旗が立っています。この『犬山焼』の旗を『左折』します。(尾関作十郎陶房への細い私道となっております。通り過ぎないようご注意下さい。)
コーポの駐車場手前からコーポの横を通り、右側には小さなえんとつの出たろくろ場…その先、一番奥の古民家が喫茶わんです。
手前右側の白い建物が尾関作十郎陶房となります。(陶器店は営業中です。)
駐車場へは、この白い建物(陶器店)の手前、なんじゃもんじゃの木の手前を『右』に。
カーブの坂を下りると広場です。陶房や喫茶のスタッフの車が停まっていると思います。写真ではワゴンの周辺や写っていない左手側に自宅があります。この横や裏側の広場が駐車場としてご利用いただけます。
※敷地が広く、手入れが行き届きません。雑草等、お見苦しい点はお許し下さい。上手にご利用下さいね。
古民家改装
喫茶わん や レンタルギャラリー は改装する前は、何だったんですか?
お客様によく聞かれるのですが、普通に住んでました。(笑)
いまだに動くたびにギーギーと鳴る板の間は、当陶房の素地師の自室で、もちろん寝起きしていましたし、
手前の畳の間は、奥へ続く通路の役割で、厨房は、やはりみんなのお台所。
昼食や3時のおやつ、晩ご飯はここでみんなで食べてました。
雨が降ると、ビシャビシャになってぬかるんでしまう…本当に『たたき』でできていた土間も、
全てが尾関家にとって『普通』の日々の、『普段』の暮らしがそこにありました。
数年にわたって、多くの方にお力添えをいただき、改修をしていただき、本当にありがとうございました。
これからも先代達をはじめ、いろんな方の思いを胸に、大切に使っていきたいと思います。